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見た目や機能に優れているのに低いインプラント普及率!欧米諸国と日本の意識の違い

こんにちは。
和歌山市弘西の歯医者【なかにし歯科医院】です。
 
インプラントは見た目も美しく、天然の歯と変わらない噛み心地を手に入れることができる治療法です。
欧米では主流の治療法ですが、日本はインプラント治療に関しては後進国といわれています。
 
見た目や機能に優れた治療法なのに、なぜ普及率が低いのでしょうか?
 
 

日本でのインプラント普及率

むし歯や歯周病で歯を失ったら、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3種類から治療を選択することができます。
日本では、保険診療で補える入れ歯やブリッジの普及率は、それぞれ40%以上を占めているものの、インプラントはわずか2.7%の普及率です。

(出典:厚生労働省‐歯科疾患実態調査結果の概要‐補綴物の装着の有無と各補綴物の装着者の割合  2016 より)

 
 

欧米でインプラントが普及している2つの理由

欧米諸国では、インプラント治療が普及しています。
日本との違いは何でしょうか。
 

1.歯やお口への意識が高い

海外の挨拶はハグで、相手との距離もぐっと近くなるため、お口のケアや口臭のケアを徹底することは、身だしなみの1つでもあります。
 
一方で、日本人は相手との距離感を保つことや、お口元を隠すことが美しいといった文化があるので、お口への意識は比べると低いかもしれません。
 
インプラントは、白い歯で美しい仕上がりになるため、自分に自信を持つことができるインプラント治療は人気なのです。
 

2.インプラントの治療費

スウェーデンでは18歳未満の子どもの歯科治療は無料で、オーストラリアでは一部を除き、歯科治療には健康保険が全額適用されます。
 
日本と比較した場合、インプラントにかかる費用が少ないため、普及率が高いのかもしれません。
 
 

普及率が低くてもインプラントのメリットは大きい

日本では普及率が低く、費用が高額なため、インプラントではなく、入れ歯や部分入れ歯・ブリッジを選択される方も少なくありません。
 
しかしインプラントには、以下のような、入れ歯・部分入れ歯・ブリッジにはないメリットがあります。

・入れ歯とはわかりにくい自然な見た目
・天然歯と同じように噛める
・隣接する健康な歯を削る必要がない

 
このように、インプラントには素晴らしいメリットが沢山ありますので、歯を失った時の選択肢のひとつインプラントも前向きにご検討いただきたいと思います。
 
 
当院では、インプラント手術の成功率を上げ、患者さんの負担を少なくするために、ボーンナビシステム「サージカルガイド」を採用しています。
ガイドに従うことで、適切な位置に穴をあけられ、手術の傷が小さくできるため、術後の腫れや痛みを抑えることができます。
 
インプラントについてもっと詳しくお知りになりたい方、インプラントにご興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。


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