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指しゃぶりやお口ポカンは要注意!子どもの歯並びを悪くするクセを見直してみませんか?
こんにちは。
和歌山市弘西の歯医者【なかにし歯科医院】です。
「子どもの歯並びが悪いのは、もしかして親の遺伝のせい?」などと思っていませんか?
じつは、子どもの歯並びには、遺伝も関係していますが、日常のクセが原因の場合も多いのです。
保育園児93人の調査をしたところ不正咬合の発生頻度は全体の6割を越え、多くの保護者の方が同じように悩みを抱えています。
(出典:小児歯科学雑誌‐小児の不正咬合に関する意識調査 より)
お子さまとのリラックスタイムに、「歯並びが悪くなるクセ」をしていないかチェックしてみましょう。
指しゃぶりで歯並びが悪くなる!?歯並びが悪くなるクセとは
お子さまが日常的にしているクセがあれば注意が必要です。
【1】指しゃぶり
指しゃぶりは赤ちゃんの成長過程でよく見られ、安心材料になっていることも。
乳歯列が生えそろう3歳ごろまでには卒業することが望ましく、それよりも長く続けていると出っ歯や上下の歯が噛み合わない状態(開咬)になることがあります。
しかし、大好きな指しゃぶりを無理にやめさせるのは、お子さまにストレスを与えてしまうもの。
卒乳のタイミングや、お友達との社会性を育む時期に言葉で伝えたり、指しゃぶりの絵本を読んだりして本人が納得した上でやめられるように流れを作ってあげましょう。
保護者の方も焦りや不安があると思いますが、まずは
・日中は、指しゃぶりを卒業できたら褒めてあげる
・夜は、手をつないで寝てあげる
意識してこのようにお子さまに接してあげると、安心できるでしょう。
【2】口呼吸
お口がポカンとあいていませんか?
本来、舌先は上顎に付きますが、お口があいていると舌の位置が低くなります。
そのため上顎に舌の圧がかからず、上顎が小さくなって歯並びの悪化につながります。
それだけでなく、お口が乾燥し、むし歯のリスクが高まることも。
口呼吸は鼻炎の治療で鼻の通りをよくし、閉じる練習(口腔筋機能療法)などで改善させます。
【3】舌癖
常に舌が出ていると、出っ歯や開咬になり、発音が悪くなる場合があります。
舌を正しい位置に置く練習などで改善します。
【4】頬杖やうつ伏せ寝
日常生活の中で、無意識に頬杖やうつ伏せ寝をしているお子さまは多いかもしれません。
常に同じ場所に負担がかかっているので、歯並びだけでなく、全身のゆがみにもつながります。
気づいたら声かけなどをし、改善しましょう。
子どもの歯並びを悪くしないために早めに小児矯正歯科へ相談を
お子さまのクセを治すのは、本人の努力と、保護者の方の声かけ、そして時間が必要です。
ご家庭での取り組みだけでは難しいこともあるかと思います。
当院の院長は、小児矯正にも力を入れており、歯並びだけでなく、顎関節の知識を取り入れた、寄り添った治療を提供しています。
保護者の方だけで悩まず、お気軽にご相談ください。
和歌山市の【なかにし歯科医院】では、お子さまの歯並びやクセのお悩みも改善のサポートをします。
駐車場も広々と12台完備、平日は19時まで、土曜も診療しておりますので幼稚園や学校が終わってからのご相談・治療もお待ちしています。